先月末で「すかいらーく」というファミレスが日本から無くなった。

ファミレスの代名詞として田舎ものの私でも知っている

レストランチェーンだ。

14f17b4d.jpg


創業当時は多店舗展開で将来有望だった。

ところが競合環境が激しさを増しご存知の通り・・・

現在の経営陣にエールを送る!!

新生「すかいらーく」よ!頑張れ!

一人として首切りをせず立ち直らせるという現経営陣の

奮闘を応援したい。

頑張れ!!すかいらーく!

39980651.jpg


??????????????????
最後の「すかいらーく」29日に閉店 
初出店から39年2009年10月27日1時48分
 
ファミリーレストランの草分けである「すかいらーく」が29日、
最後の店を閉じる。
消費者の好みに細かく対応する専門店や、安さを売りにした競合店が増え、
便利なコンビニ弁当にも押されていた。
初出店から39年4カ月。
個人消費の冷え込みが続くなか、低価格店に転換して生き残りをめざす。

■格安店「ガスト」に軸足
すかいらーく(本社・東京)が、日本で最初のファミリーレストランとされる「すかいらーく」1号店を開業したのは70年。
当時は珍しかったピザやハンバーグなどで外食を身近なものにした。
最後の営業店舗となる川口新郷店(埼玉県川口市)は29日に閉店。
11月10日、和風の総菜メニューが多く利用金額が1人当たり800円程度の「おはしカフェガスト」として再オープンする。

すかいらーくの店舗数のピークは93年6月の約730店。
しかし、その勢いは次第に衰えていく。
ファミレスと時をほぼ同じくして登場したハンバーガーや
フライドチキンなどの専門店も広がり、外食の選択肢は増加。
コンビニエンスストアの弁当や「デパ地下」の持ち帰り総菜を
買って帰る「中食(なかしょく)派」も珍しくなくなり、
家族で車に乗り郊外の店に行く機会も減っていった。

少子高齢化や核家族化で消費者のライフスタイルが変わり、
親子のコミュニケーションには携帯電話が登場。
「家族のふれあいの場」としての役割も低下した。

すかいらーく社は、1人当たり1千円程度の「すかいらーく」から、
750円程度の格安店「ガスト」に軸足を転換。
06年には経営陣による自社株式の買い取り(MBO)に踏み切り、
株式の非公開化で事業構造改革を進めた。
業績不振の責任を問われた創業社長も08年に解任された。
「すかいらーく」は外食産業の成功モデルのひとつだったが、
昨秋以降の不況で割高感は否めず、閉店が決まった。

同社は26日、社名の変更はしないと発表。
「『すかいらーく』は日本のファミリーレストラン業界で
歴史的使命を終えるが、創業の精神と長年培ってきたノウハウを、
約3千店のグループ各業態が継承する」とコメントした。

■ファミレス苦戦続く

ファミリーレストランの苦戦は、すかいらーくに限らない。
伸び悩む外食産業の中でも節約志向の波に押され、居酒屋と並んで
苦戦が目立つ。

日本フードサービス協会が26日発表した9月の外食売上高は
前年同月比1.5%減。
このうちファミリーレストランは5.4%減と落ち込みが目立ち、
10カ月連続の前年割れだった。
消費者の価格志向に敏感に反応しているファストフード(3.3%増)とは対照的だ。

新規出店や閉店などの影響を除いた既存店売上高でみると、
ファミレスの年間売上高は08年まで12年連続で前年を割り込んでいる。
デニーズのグループが10年2月期に約80店の閉店を予定するなど、
各社は効率の悪い店を閉め、現在ある店のてこ入れを急ぐ。

一方、男性客が多い居酒屋中心のワタミは、11月12日に
「親子3代であれもこれも食べたい」をうたう全席禁煙の新業態店
「饗(きょう)の屋」の1号店を東京・蒲田に開き、客層の拡大をねらう。「家族のだんらんを提供するチェーン店が今はない」とみているためで、
昼食1千円程度、夕食2100円程度を想定。
今後100店の展開をめざす。(内山修、伊藤裕香子)
???????????????????