2007年1月29日(月)

関西テレビは記者会見をした。

記者会見そのものを見ると実に気分が悪くなるほどの

醜い会社だ。

まぁそれは仕方ないこととして・・・

関西テレビが発表した、今回の「発掘!あるある辞典?」の

制作会社「日本テレワーク」の下請け「アジト」だと発表した。

この「アジト」は、日本テレワークから無理難題を言われ苦しんでいたに違いない。

そして、日本テレワークに圧力をかけていたのはどこか??

そうです、関西テレビであり==・>電通です。

そして、このスポンサーをしていた花王です。

いちばんのワルで悪は「花王」なんです。

自らの商品を売らんがために、あれやこれやムチャクチャな論理展開をして

いかにも健康にいいような演出を強要し・・・

「ヘルシア緑茶」
「エコナ」
こんなもんは、くそくらえ炎です。

ふざけんな!の花王です。

被害者のような顔をしてますが・・・いい加減にして欲しい。

過去の番組を検証したらいかに花王寄りの番組だったか・・

それが捏造だとしたら???

ヘルシア緑茶も緑茶に含まれるカテキンが・・・・???

そんな番組を散々制作させてブームにした犯人は「花王」なんです。

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以下新聞の記事の抜粋です。
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納豆メーカーでつくる全国納豆協同組合連合会(東京)は今回の問題に「虚偽の報道は大変遺憾だ」とコメントした。

 ただ、番組の「効果」に期待していたのも事実だ。同連合会は昨年12月21日に、「あるある」が1月7日に納豆のダイエット効果を特集することを会員のメーカーにファクスで告知した。この情報は、取引先のスーパーにも伝わった。

 大阪市内の中堅スーパーの仕入れ担当者は昨年末、メールで知らされた。「また売れるな」と思い、仕入れ量を若干増やした。

 文書を作ったのは、同連合会の広報担当者。昨年秋、制作側から取材を受け、参考になりそうな学会の資料を渡していた。「テレビの影響力は大きく、放映予定を早めに教えてほしいと、メーカーと小売店から強く要望されていた」と言う。

 メーカーからスーパーへの情報には、納豆を使ったトーストや包み揚げのレシピが番組で紹介されることも触れられていた。「一緒に取り上げられる食材も必ず売れる」との経験からだ。

 「がんを防ぐ」「やせる」「若返る」。こんな表現でテレビの健康情報番組が取り上げ、ブームが起きたのは納豆ばかりではない。

 05年にはやはりダイエットに効くとされた寒天がブームとなった。店頭では品切れが相次いだ。原料のテングサは高騰し、入札価格が2倍近くに跳ね上がったこともあった。

 健康番組の問題点を指摘する本を出版している神奈川県藤沢市のクリニック院長、三好基晴さんは「生活や環境の不健康さに誰もが不安を抱えている心理につけ込み、安易な解決方法を提示している。人の命にかかわる情報を面白おかしく見せるのは許されない」と警告する。「効果をどう測定したのか」「どうして副作用に触れなかったのか」。関西テレビに何度も質問状を送っているが、回答が来たことはないという。

回チェック見逃す 関テレが中間報告 あるある捏造
2007年01月29日
 生活情報番組「発掘!あるある大事典2」のデータ捏造(ねつぞう)問題で、制作した関西テレビの山本紘(ひろし)専務らが29日、大阪市内の本社で記者会見を開き、捏造を認めた「納豆ダイエット」の回(1月7日放送)の制作過程に関する社内調査の中間報告を発表した。

 会見には、山本専務と澤田直彦、福井澄郎両取締役が出席した。発表によると、番組は「短期ダイエット」のテーマに合う食材として、昨年10月に納豆に着目した。しかし当初予定していた納豆成分の取材がうまくいかなかったため、11月、別の成分に対象を切り替えた。12月に被験者から血液を採ったが、孫請け制作会社「アジト」のディレクターが、「分析に時間がかかり番組収録に間に合わない」と考え、検査に出さなかったという。

 企画会議、構成会議、スタジオ収録時、番組完成時など、関西テレビのプロデューサーに、企画やVTRをチェックする機会は計7回あったが、これらの捏造について「放送後に問題が発覚するまで、まったく気付かなかった」と説明し、「結果としてチェックを怠っていた」と述べた。

 しかし、捏造の動機については「聞き取り調査はしたが、第三者でつくる調査委員会の結論を待ちたい」と詳しい内容には触れなかった。

 質疑では、番組にかかわったアジトの担当者7人のうち2人にしか聞き取り調査を行っていないことや、納豆の回以外の捏造疑惑については調査に着手していないことなどが明らかになった。

 会見では、社外の識者による調査委員会のメンバーも発表した。音好宏(上智大助教授)、熊●勝彦(弁護士)、鈴木秀美(大阪大学大学院教授)、村木良彦(メディア・プロデューサー)、吉岡忍(作家)の5氏で構成し、30日午後2時に東京都内で初会合を持つ。その後は週1回程度会合を開き、当事者を呼んで、捏造の原因や社内体制の問題点などを調べる。同社は「3月中旬をメドに結論を出して頂けたら」としている。

 メンバーになった村木氏は「今回の問題は、番組を作る人間のモラルの低下の表れだと思う。調査委では、下請け、孫請けの構造を含め、テレビ局の制作責任と放送責任を問うつもりだ」と話している