2006年11月19日

これから1年間、このブログに

広島カープが2007年セリーグ優勝できそうな事情

と題して、不定期でお伝えします。

クラッカー来年の今頃・・・・

クラッカー

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Vのため…前田9年ぶり沖縄C参加

 大分・湯布院でのリハビリキャンプに参加中の広島・前田智徳外野手(35)が17日、来春キャンプを9年ぶりに1軍の沖縄から始める可能性を示唆した。これまでは自らの体調を考慮し、2軍の日南でスタートしていたが、プレーオフ進出を目指す来季。「キャプテンがその場におらないかん思いはある」と強い自覚を口にした。
 2000本安打より大事なものがある。“優勝”の2文字-。そのためには、天才打者ゆえの、自身が守り続けてきた野球の「リズム」を変えることさえ辞さない。前田は98年以来、9年ぶりに春季キャンプを沖縄でスタートする可能性を明かした。
 「マーティーは今年とは違う。来年は何が何でも勝ちにいくつもりだ。みんなで一丸となっていかないといけない。キャプテンがその場にいないといけない思いは頭にはある」
 梵、東出をはじめ広瀬、井生、松本ら今季は若手が台頭してきた。黒田も広島残留を決め、来季はブラウン監督の下、本気でプレーオフを狙うだけの戦力がある。
 その大事な出発地である2・1沖縄に、キャプテンとして、志願参加しようというのだ。
 キャプテン2年目。「選手1人1人の性格を把握したい」という目的もある。今オフは3年ぶりに秋季キャンプに参加し、若手に目を光らせ、天谷らには惜しみなく、天才の打撃技術を教えた。
 また、秋季キャンプ中には、ブラウン監督とも戦力構想、チーム戦略についての話し合いをもった。指揮官が信頼を置く存在として、そばにいたい思いもある。
 もちろん夢の大台まであと94本に迫った来季は重要なシーズン。「ずっと続けてきたことを変える怖さはある」と言う。95年に右足アキレス腱断裂の大けがを負って以来、下半身は満身創い。宮崎・日南で2軍に交じり、黙々とじっくり体をつくるのが近年の調整法となっていた。それでもシーズン3位以内で進出できる「クライマックスシリーズ」を視野に、挑戦しなければならない。
 年内は大野で体を動かし、年明けから打撃を再開するが、2年続けたグアム自主トレには行かず、新たな道を模索する。
 ブラウン監督は来季の外野陣レギュラーを白紙と明言している。「今年までの成績は関係ないからな。横一線。出れるかどうかも分からんのやから。ベンチで声出す練習でもするよ」。もちろん、この言葉が本音ではない。