下記の記事は、うわさの広島新球場に関する記事。

我らが広島カープのホームグランド「広島市民球場」野球
場所を移し、3年後の2009年の開幕に新広島市民球場として間に合わす計画だ。

当初のドーム球場ではなく、外野にも芝生を敷き詰める、今の「所沢インボイス球場」
のようにする見込みだ。

広島・バラ展や、蘭展・中古車フェア等も開催できる多目的施設にするのだろう。
以下、新聞記事です。

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広島新球場、市、下旬から事業コンペ
広島らしさ工夫を

 広島市は、JR東広島駅貨物ヤード跡地(南区)に建設する新球場の事業コンペを今月下旬に始める。民間から提案を募ったうえで、市が委嘱した専門家が内容や経済性を分析し、来年三月末までに設計・建設に当たる事業者を選定する。

 秋葉忠利市長が十六日の記者会見で、提案内容を審議する「新球場設計・技術提案競技選考委員会」の顔ぶれなどを明らかにした。委員は、榊原英資慶応大教授(元大蔵省財務官)、杉本俊多広島大大学院教授、斉藤公男日本大教授ら、経済や建築、都市景観などの専門家九人としている。

 秋葉市長は「多くの人が満足し、世界に誇れる施設にしたい。多角的な検討をお願いしたい」と述べた。選考委は十七日に市内で初会合を開き、市が提示するコンペ実施案を協議する。

 新球場は固定三万席、天然芝のオープン球場とするのが基本方針。市はコンペ参加者に対し、野球以外のイベントも開催できる▽市民が憩う施設を併設する▽選手と観客が一体となる配置を工夫する―などの条件を設定。広島の新たなシンボルとなるようデザイン面の工夫も求める。

 応募は設計者と建設会社の共同体とする。このうち建設会社は複数企業とし、地元企業の参入を促す。市民やファンの思いを反映させるため、市に寄せられた意見や要望はコンペ参加者に示す。

 市は来年三月末までに事業計画を策定。二〇〇六年度に基本・実施設計、〇七年度着工と進め、〇九年春のプロ野球開幕までの完成を目指す。