いま、ユニ・チャームという企業が元気だ。

社長の本もバカ売れ?

こんな不景気に、成長を続ける。

海外戦略も大成功だ。

そんな、ユニ・チャームは先日開幕した

世界らん展」に特別協賛していた。

ユニチャームがである。

わが社の優秀な女子社員にリポートを依頼していたのだが・・・

案の定、こんな感じである。

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東京ドームの女子トイレに「ユニチャーム・軽失禁」商品の告知が。

ターゲットは???そう50代以上のマダム達。

尿モレ市場に告知する絶好のタイミングだと判断した

ユニチャームのマーケティング戦略だ。

この手法は、3年ほど前から「明治座」で「花王」が実施してる。

その情報は、きっとユニチャームにも入っていただろう。

やることが大胆ですばらしい判断だ。

この結果、このブランドの認知促進と商品販売は間違いないだろう。

一方、介護用商品に関しても市場は「ユニチャーム」の一人勝ちだ。

昨夜も、NHK地上波で17:00~18:00まで

「福祉ネットワーク」を放送していた。

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ユニチャームが契約している「綾戸智慧」さんの親子の

介護生活を密着取材という形で構成している。

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実際の介護生活での体験や、親でも殺してしまおうかと

思うほど追い詰められた経験談など。

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介護経験者には、ジンジン沁みる内容だ。

この綾戸さんが「ユニチャーム」の商品のイメージタレントであることは

この番組を観ているターゲットの8割以上がわかっていることだろう

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見事なまでの、パブリシティ活動の結果である。

こんな内容をNHKで放送させるPR会社はすばらしいの一言だ。

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さすが、博報堂だ。

昨年まで、郵政不正問題や不祥事で苦しかった博報堂さんだが、

やはり仕事はきっちりである。

番組を見終わって、思わず拍手をしたくなるほど

見事なPR仕込み番組でした。

私も、こんな仕事がしてみたかったです。